【2026年9月13日】 一隅会北海道プレセミナー
【一隅会 北海道プレセミナーを終えて】
北海道の未来を、予防歯科から創る――熱いバトンがつながった一日
北海道初となる「一隅会 プレセミナー in 北海道」を無事に開催することができました。 当日は、約90名もの方々にご参加いただきました。クリニック単位で参加してくださった医院様をはじめ、若手の歯科医師、現役の歯科衛生士や歯科医師・歯科衛生士の学生さん、さらには歯科衛生士専門学校の先生まで、非常に幅広く熱意あふれる皆様にお集まりいただき、会場は終始温かい熱気に包まれていました。
今回のプレセミナーのテーマは「北海道の未来を予防歯科から創る」。 各セクションの講師陣がそれぞれの想いを次の演者へと情熱のバトンを繋いでいくような圧倒的な一体感が生まれ、会場全体が大いに盛り上がりました。
熱い想いと実践がつながったセクションのバトン
開会の挨拶
(山根 延仁 先生 / やまねセンター歯科)
会のスタートを切る温かくも力強い言葉から始まり、一隅会の思いを、予防歯科への思いが会場全体に共有されました。
「真の患者利益を目指して」メディカルトリートメントモデルの実際の実際
(遠藤 純聡 先生 / 上尾ホワイト歯科)
遠藤先生の歯科医師人生の中で、MTMに出会い、本気で向き合ってきた圧倒的な覚悟が会場全体を熱く包み込みました。MTMのシステムや臨床の実際についての明快な解説はもちろんのこと、勤務医時代に「給料が半分になってもいいので、MTMをやらせてください」と院長に直談判されたという決意のエピソード、そして現在の遠藤先生が過去の自分に向かって語りかけた「あの時、一歩を踏み出して本当によかった」という言葉には、会場の誰もが深く胸を打たれ、熱いものが込み上げました。
「主訴中心から予防中心へ」“継承医院”が成功するためのリアルデータと実践
(佐藤 紘治 先生 / 大名さとう歯科)
どのような歴史を持つ医院であっても、データと強い想いがあれば予防中心のスタイルへと変革できるというリアルなプロセスが示されました。特に、チームとしてスタッフ全員で成長していくための教育の工夫や仕組みづくりについての具体的な学びが多く、これから変革へ向けて一歩を踏み出そうとする多くの先生方やスタッフの背中を強く押してくれる講演となりました。
「予防歯科概念の再構築」結果を示す医院になるためにチームで挑んだ3年間
(今野 陽介 先生・今野 麻央 先生 / さっぽろ元町歯科クリニック)
「個人技」ではなく「チーム」で挑むことの大切さ、そして患者さんと真摯に向き合い結果を出すための組織づくり・文化づくりの歩みが体験談ベースで共有されました。
「KEEP28のスタートラインへ導く」小児歯科専門医院が構築する予防医療の設計と実践
(伊賀上 洋輔 先生 / 四季こども歯科)
子どもの頃から歯を守り、生涯にわたって自分の歯を維持する「KEEP28」への第一歩をどう設計するか、伊賀上先生の溢れんばかりの愛と優しさに満ちた子どもたちへの接し方や考え方、そして小児における具体的なMTMの現場の実践と深い理念が語られました。
「欠損補綴から予防歯科へ」だれも総義歯を望んでいなかった
(齋藤 善広 先生 / くにみ野さいとう歯科医院) 卓越した治療技術を持つ齋藤先生だからこそ語れる予防への深い想い、そして30年以上にわたり積み重ねてこられた歩みとその圧倒的な結果を示してくださいました。一人の患者さんの人生に寄り添う医療の重みと、欠損に向かわせないための予防歯科の究極的な価値が会場の胸を強く打ち、全体の熱量は最高潮に達しました。
新しい学びに触れた学生さんたちの輝く目、真剣にメモをとる若手スタッフや先生方、共にチームで何ができるかを相談する仲間の姿を見て、これからの北海道の歯科医療には大きな希望しかないと実感いたしました。
ご参加いただいた皆様、素晴らしい発表をしてくださった講師の先生方、そして開催を支えてくださったすべての関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

















