【2024年4月15日】 一隅会セミナー0期 2回目

2日目

2日目は、昨日の熱量を継続するような形で早乙女先生の講義からスタート。
MTMを実施していくとたくさんの課題が出てきます。その一つが患者の継続と脱落に対する対策ではないでしょうか?早乙女歯科医院での過去の様々な患者継続率の改善に対する分析対策は、受講医院がMTMを実施していく上での不安を解消するヒントになったのではないでしょうか。
医療を実施していく上で全てがうまくいくことは稀ではないでしょうか。大事なことは、問題点を抽出・分析し、それらを解決するための行動をしていくこと、PDCAサイクルを回し続けていくことです。
データを活用しどのようにPDCAサイクルを回していくのか、お手本をみせていただきました。
その後は、受講生の事前課題の発表です。
アウトカムデータを出そうとしてみての課題や疑問、アウトカムデータを出すためのPDCA、PからDまでを中心に発表してもらいました。
兄貴講師が医院訪問し医院改革が始まっている医院、まだ改題をまとめた段階の医院等々進捗状況は様々ですが、各医院が真剣にMTMを軸とし、アウトカムデータを監視指標に成長しようとしている姿が印象的でした。
午後は、肩の力を抜いてチームビルディングのワークショップでした。
医院がPDCAを回して成長していくためにも、構造(役割分担、組織図、運用方法)とスムーズな情報伝達が必要になります。前者においては普段の一隅会例会で話されることですが、今回は後者について山根先生・今林先生から講演がありました。
情報伝達を円滑にするために、メンバーをシャッフルしチーム形成し、同じ課題に対し全員でディスカッションを行いました。各々の立場を越えディスカッションが白熱しておりました。最後には、受講医院全体から一体感・連帯感が生まれていました。
セミナー最終回には変革した医院がたくさん出てくる予感がして楽しみです!